ゴルフのスイングで重要な事は、腰がしっかりと捻れる事と体の軸がブレない事ではないかなと思います。
健康維持のためにゴルフをされている方に毎回スイングチェックを頼まれるので、丹田を充実させてあげると体の芯が出来てきてスイングがきれいになります。とても70歳後半とは思えないぐらいです。
いつも調整させていただいているのですが、腰椎3番という場所に動きがついてくると体に芯が出来て、丹田(臍から指3本分下)が息を吸っても吐いていても丹田にグッと力が入っていると体が安定して重心が下がっていきます。丹田に力がしっかりと入っていると排泄の力や腰痛、ギックリ腰にもなりにくいのです。
ですが、鳩尾に力が入ったままだと重心が上に上がってきて体のぶれはもちろん、気持ちのぶれも出てきます。鳩尾というのは交感神経にも関連し、猫背や体の力が抜けない時などにも固くなり、肩こりの原因にもなり得ます。
先日もスイングを見させていただくと体のブレがあったので、鳩尾の力を抜く体操をお教えすると側から見ても比べ物にならないぐらいスイングが綺麗になり、体の無駄な力が抜けたと。どうしても無駄な力が入り、腕で打つ癖があるのかもしれません。
身体の一番いい状態は、鳩尾は息を吸っても吐いても力が抜けて、丹田にはしっかりと力が入っている状態が身体が整体になっていると言えます。