最近診させて頂いている理容師さん。
どうしても指の疲れや位置を固定して使う為に、固着してしまう様な疲れが出てしまいます。
手首、腕、肩甲骨と固まり、首が動かない状態でしたので、調整してあげるとだんだんと普段疲れている事が分かる様になってきたと。
腕が疲れてくると、言葉が出にくくなったり計算を間違えそうなるよねと言われるので、自身でも施術の最後にお身体の状態を説明させて頂くのですが、その時に語彙力が低下してくる感じがするので手の疲労が溜まっているなと感じます。
なので、自分でも指を広げて腕を横に伸ばし、角度をとって伸ばしてあげる。手のひらを内向き外向きと角度を取り、首の角度も決めて息を吐きながら横へと『ぐ〜っと』伸ばし、吐き切ったらぽんっと力を抜く。何度もしてあげると、首の動きや指の動きがつくはずです。
整体師、マッサージ師、セラピストさんや理美容師さんも同じなのですが指を多く使う分、繊細な動きも要求されるのです。
疲労があると意識しない所でつまづきやすい、持っている物を落としやすい等が起こりやすいのですが、疲労と疲労感はまた違う物なのです。
気疲れ、なんだかだるさがある、睡眠不足で疲れが溜まっている気がするなどは疲労感で背骨のすぐキワに固まりが出来やすいです。
疲労が溜まりすぎると自身が疲れている事が分からなくなってしまいますし指の繊細な動き、手のセンサーが鈍ってしまいます。特に手の親指の疲労は頭の働きや脳の血行を阻害していまい、脳梗塞になりやすいのです。
困難な症状やお困りの方を診させて頂く分、使えば使うほど滑らかに光り柔らかくなる、牛革の様な指になりたいと思います。