お腹の観察

先日より施術ベッドが広くなった分、お腹の観察する事が増えました。

お腹をみると不調が分かりやすいですし、何より面白い。この前のお休みも勉強会があり、内臓の調整が題目だったので、なおお腹の観察が捗ります。

胃の調子が悪いのかなとか、今日は職場で不満があったのかな?とか、今日はえらくやる気が出てないなとか、普段の生活でも緊張が続いているのかなとか。

太っ腹や自腹を切る・腹を据えるなど、お腹に関する言葉は多いのですが、それ程お腹というのは情報量がありますし、実際に腸が煮え繰り返ると本当に煮え繰り返っているが如くに動きます。

腹が立つとは言いますが、本当にお腹が立って怒っているのは心底からだと思いマズいと思うのですが、そうでは無いのはそういう場面であるから怒るのだという振りのようなものでは無いかな思います。自分の奥さんをみてこれは大丈夫なやつだなとかの見極めになります。

そして、据わった腹というのは丹田がしっかりしています。丹田はヘソから指3本分下のところなのですが、ここが息を吸っても吐いていてもしっかりしていると、身体の重心・腎臓の働きや、精力・生きる力も湧いてきます。

生きていく上ではお腹の力がしっかりしていた方が物怖じせず、堂々と体も気持ち的にもブレない生き方が出来ると思うのです。

タイトルとURLをコピーしました