やる気と後頭骨

後頭骨というと頭の後ろ、首の付け根の頭蓋骨にあたる部分なのですが、骨盤の開きや肩甲骨が開いて巻き込んできても後頭骨が開いてきます。

デスクワークやパソコン作業が続くと、肩が巻き込み顎が突き出て後頭骨が緊張し、下へと下がっていきますし、二度寝三度寝なんかも後頭骨が開いてきます。『休みなので寝溜めしました』なんていう方の後頭骨は酷いものです。

力を入れて無理やり閉めるわけでは無いのですが、固まり方が酷い方ですとパキパキと音を立てて閉まっていく方もおられます。

後頭骨が下がってくると目の疲れやかすみが出てくるのですが、内へと引き締めて上へ上へと引き上げてあげる事で目はパッチリ開きますし頭がしっかりと働いてきます。眉間にシワが寄る方なんかは要注意です。

とくに左の後頭骨が開いていると、頭への血流が上がらず阻害されるので、やる気が出ない鬱っぽいとか、痴呆的にもなってきます。

右ですと、頭の血が下がらない為に脳の鬱血やイライラしやすい症状がでます。上げてあげると副交感神経がしっかりと働いてきます。

後頭骨や骨盤が開いている状態で頑張ろうとか、やる気を出せとか言っても難しいのです。身体の方を変えてあげると頑張ろうと思わなくても勝手にやる気が湧いてきます。

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