最近いらっしゃる方で、冷えによる不調や風邪の方が多くいらっしゃいます。
朝起きられた時に冷えた時や、入浴で取りきれなかった足の冷たさをあし湯で取ることが出来ます。
また風邪をひかれた時に、あし湯を上手に行うと経過がスムーズになって身体の疲れがキレイに抜けます。
◎脚湯 (きゃくとう) 胃や下痢の風邪、お腹の冷えに
脚湯に先立って、コップ一杯の水を飲みます。
入浴温度より2℃位高い湯(42℃~45℃)に膝がかくれるまでつけ、6分間保ちます。
温度は目安ですので、つけていられるか分からないぐらいの温度の方が良いです。
湯の温度が下がらないように、差し湯をしながら行います。
乾いたタオルでよく拭き、両脚を見比べてあまり赤くなっていない方があれば その側をさらに2分脚湯する。
脚の水気は最後にタオルでよく拭き取ります。
◎足湯 (そくとう) ※鼻や喉からの風邪、腰の不調や足の冷えに
足湯に先立って、コップ一杯の水を飲みます。 入浴温度より2℃~3℃高い湯にくるぶしがかくれるまでつけ、6分間保ちます。 毎湯の温度が下がらないように、差し湯をしながら行います。 乾いたタオルでよく拭き、両足を見比べてあまり赤くなっていない方があれば その側をさらに2分足湯する。 足の水気は最後にタオルでよく拭き取ります。
膝下の外側(足の三里)を押さえて違和感がある時は脚湯を。
内くるぶしから土踏まずを押さえて違和感がある時、足の裏の力が抜けている時は足湯を。
あし湯を上手にするとどんどん汗が出てきます。
ここで注意して戴きたいのが、汗をしっかり拭いてから寝ることです。
そのまま冷やしてしまう事が風邪を拗らせる原因になります。
風邪を厄介者にせず、不調を上手く利用して今より元気な身体を手に入れましょう!